母との約束である「歌手になる」夢を実現するために、高校入学時に一人で福岡から上京する。所属事務所もクビになり、途方にくれるが「路上ライブを1000回やる」目標を立て、夢に向ってひたむきに努力をする。
アイが全て、という母親。アイが歌手になることが自分の夢と信じて、入退院を繰り返す病弱な身体を押して働き、アイを東京の高校に進学させる。アイの上京後も電話で激励を続ける。
35歳の青年社長。マーケティング会社の敏腕社長。一方で、起業を志す大学生達の『学生カンファランス』を支援し、事務所の一部を提供している。型にはまらず、学生たちに対してもざっくばらんで頼れる兄貴分的な存在。熱っぽくなると、ベランメエ調になる。実はとてもロマンチストで涙もろい一面も。
郊外の公園で生活をしているホームレスの老人。真っ黒な顔にやさしそうな目が光る。かつては、社会的に成功をおさめた時期もあったが、今は、家族ともバラバラになっている。しかし、本人としては成功だけを求めていた頃には見えなかったものがあったと気付かせてくれた今の生活を気に入っているらしい。
『学生カンファランス』のリーダー。ひょうきん者であるが、時にリーダーシップを発揮し、学生達の信頼が厚い。しかし、あまり良く考えて行動するタイプではなく、大雑把であり、また案外モノを知らない。
『学生カンファランス』のサブリーダー的存在として石田を支える。その場の状況を客観的によく観察しており、熟慮して行動するタイプ。石田達がノリだけで盛り上がっている時にも、冷静にツッコミを入れたりする。
落ち着いた、おだやかな印象の好青年。『学生カンファランス』のメンバーの中では唯一人、音楽に詳しい。石田や瀬尾と異なり言葉遣い・物腰は丁寧で、服装もおしゃれ。人当たりのよさを生かし、対外的な交渉・説得役を受け持つ。
体育会系女子。テキパキと物事をこなし、“賢い”女子学生。話し合いの場でも重要なことをキチンと指摘できるしっかり者。一方で、アイの良き相談相手であり、やさしい“お姉さん”的な存在でもある。